Mr.Mは、激怒した。
とは言うものの、かの邪智暴虐の云々ではなく、自分自身に対してだ。
ある日のこと、前かがみになろうとした時に突然それは起こった。
そう、お腹がつっかえるのである。
つっかえたのである。
「・・・」
愕然とした。
しかし、入社してからの事を思い返してみると、
学生時代では堪能する事の出来なかったおいしい食べ物の数々・・・
「・・・」
自分の所為ではないか！！！
入社当初の若干スマートであったお腹に比べ、今やぷよぷよである。
しかも可愛げのないお腹である・・・
「呆れた贅肉だ、残して置けぬ」
走れ！Mr.M！
スポーツ店へ駆け込んだ！
今まで使う事の無かった筋トレ道具を購入し、
がむしゃらにトレーニングをする日々である。
飽き性な私では、三日坊主で止めてしまうのではないか。
不安が脳裏をよぎるが、ぷよぷよな贅肉は残して置けない！
毎日コツコツとトレーニングを行い、コロナ禍が終わる頃には、
マッスルボディになりたいと思う、今日この頃である。
(Mr.M)
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